超音波検査
超音波は人間の耳には聞こえない高い周波数の音波で、一定方向に強く反射され、直進性が高いという性質があります。これを利用して各臓器に超音波を発信し、そこから返ってくるエコー(反射波)を受診し、コンピューター処理で画像化して診断するのが超音波検査(エコー検査)です。従って、放射線を用いていませんので、人体にまったく無害で侵襲のない検査方法です。
心臓超音波検査(心エコー検査)
心臓や弁などの動きを観察する検査です。心臓機能の評価や、弁膜症などの病気を診断することができます。
検査方法
検査当日は、検査台に仰向けに寝ていただき(多少の体位の変換はあります)、胸部を十分に広く出すため、シャツなどを上までまくるか脱いでいただきます。その後、皮膚と音波を出す探触子(プローブ)との間に空気が入らないようにするため、胸部にゼリーを塗ります。プローブを胸部に押し当てて、心臓の画像をテレビモニターにて観察します。
検査時間は、通常10分少々で終了します。
検査予約(検査日:火 午後)
原則的には、内科もしくは循環器内科外来診察後の予約検査となり、熟練した循環器内科医師が検査を行います。ただし、緊急検査の必要性がある場合は、当日(月曜日に限る)でも対応いたします。
注意事項
この検査だけで全ての病気が分かるとは限りません。詳しくは医師にお問い合わせください。